オールドのAC30の独特のサウンドは現代のギタリストを魅了してやみません。ただし、その無骨なまでに融通の利かない仕様に頭を悩ませることも多々あったでしょう。Hand-Wiredシリーズでは、従来のAC30サウンドのキャラクターを活かしつつ、様々なシーンやジャンルでの使用を想定した幅広いサウンド・メイクに対応することができます。マスター・ボリュームの搭載、パワー・アンプの出力レベルを変更できるOPモード・スイッチなど、柔軟なコントロール類も装備しています。1960年に発売のAC30を彷彿とさせる、ビンテージなフォーン・カラー・バイナルを採用しながらも、決して懐古趣味だけに留まらない、現代でのシーンをしっかりと見据えた仕様となっています。
オールドのAC30にはマスター・ボリュームが無く、また一般的なハンド・ワイヤード・アンプにも搭載していないケースがほとんどで、特にゲイン・サウンドは大音量でないと効果を得ることはできません。これは、サウンド・キャラクターを最優先に考えてのことですが、必ずしも使い勝手が良いとは言えないでしょう。Hand-Wiredシリーズにはマスター・ボリュームが付いていますが、それだけではなく、マスター・ボリューム部を完全にバイパスするMV/BYPASSスイッチも搭載しました。これにより、50年以上に渡り、世界中のギタリストを魅了してきた伝説のサウンドを真の意味で再現しており、よりダイレクトかつピュアなゲイン・サウンドを生み出すことが可能になっています。
30Wコンボ・タイプのAC30、15Wコンボ・タイプのAC15、そしてそれぞれにスピーカーをCelestion製Alnico Blue、Celestion製G12M Green Backを搭載したモデルに加え、ヘッド・アンプのAC30HWHとCelestion製Alnico Blueを搭載したキャビネット・スピーカーも用意しました。また、AC30HWHには、アンプの性能を最大限に引き出す、こだわりの高音質設計を施したハイ・パフォーマンス・VOXカスタム・スピーカー・ケーブルを付属しています。これら幅広いラインナップにより、シチュエーションや好みに応じて最適なアンプを選択することができます。